ふくらみと柔らかさのインポートJK

2015/04/10 10:22 更新


 15~16年秋冬のメンズインポートで、見た目と着心地の柔らかさを強調したジャケットが人気だ。カジュアルシーンでの着用を意識し、ファクトリーブランド各社は、ここ数シーズン継続している派手なチェック柄に加え、生地にふくらみのあるニット生地やブークレを使うことで、凹凸感を強調し、目新しさを演出している。

 スローウエアジャパンの「モンテドーロ」では、ニットジャカードのジャケットが売れた。ウールのほか、ポリエステル、アクリル、ナイロンをブレンドした素材で、チェック柄の提案がまだ目立つ中、他にない幾何学柄が専門店バイヤーに受けた。

 リデアカンパニーが販売する「ラルディーニ」でも前シーズンに続き、楽に羽織れるニットジャケットの人気が続いた。とりわけ受注を集めたのは、ブークレ調の柄を表現したタイプだった。

 アマンの「アルテア」でも紡毛感の強い素材のチェック柄が売れた。一枚仕立てで軽く着られるよう柔らかい生地を使っており、共地のショールとともに提案したところ、バイヤーの反応が良かったという。

(続きは繊研新聞で=お申込はこちら

「モンテドーロ」ジャージージャケット8万円
「モンテドーロ」ジャージージャケット8万円
「ラルディーニ」ニットジャケット5万3000円
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