出会いと情報からビジネスヒントを!

2014/01/23 05:00 更新


 初日には多くのバイヤーや関係者が来場した。会場内では、有力百貨店や専門店との個別商談会も行われ、出展者の中で応募した企業が熱心にプレゼンする光景が見られた。

情報に触れる貴重な時間

 JFW インターナショナル・ファッション・フェア(JFW-IFF)は、バイヤーと商品・ブランドが出会い、ビジネスへと発展する場であるが、もう1つの魅力は開催期間中に行われるセミナーや交流会で人や情報との新たな出会いだ。

 今1月展では8本のセミナーが行われる。昨日のトレンドチェック、海外ビジネス、ペットファッションをテーマにした3本のセミナーに続いて今日、2日目には雑誌『CANVAS』の宮原編集長とPRプロデューサーが30代女性の新しい価値観について語り合うほか、集英社コミュニケーション・デザイン室の内田さんが今後のブランドコミュニケーションについて話す。

 さらにインテリア雑貨の『George's』が考えるアパレルのあり方を、ウェルカムの清涼さんが講演する。話題の企業やショップの話しには多くのビジネスヒントがあり、多くの刺激によって意欲がかきたてられるもの。同時に市場動向やトレンド予測などの情報に触れることは冷静に市場や商品を考える貴重な時間となる。

 

ネットワーク作りのチャンスにも

 展示会は業種や分野の異なる人と出合い、会話する場でもある。JFW-IFFでは新たな人脈作りのために、全出展者・来場者によるイブニングパーティーを今夕に開く。 特に今回、同時開催されるFBS(ファッションビジネス・ソリューション・フェア)にはファッションビジネスの作る・売るを支援する企業が参加し、リテールITやデジタルプリントなどの最新技術を提供するため、同展の出展者との情報交換は新たなビジネスの視野拡大につながるはず。

 このほかに交流会には、有力百貨店バイヤーの集いや、全国の有力専門店の中から繊研新聞社が選定する「名店100選」のオーナーによるパネルディスカッションの参加者も加わるので多彩な参加者との会話が弾むと考えられる。



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