ジーンズカジュアルメーカーの直営店などで働いた後、「地元(奈良市)で店を開きたい」と、10年秋にアメカジ主力のメンズセレクトショップ「アンボイ」を開いた。売り上げは着実に伸び続けている。「店頭、ECどちらも、購入してもらってからの先を大切にしている」と自店の強みを振り返る。
「フリーホイーラーズ」「ファインクリーク&コー」をはじめ、「ワーカーズ」「シュガー&コー」など、扱いブランドは国産で物作りにこだわったものが中心だ。路面で、コロナ禍が終息してから実店舗の売り上げも急伸した。
常に重視してきたのは、コミュニケーションだ。経年変化が楽しめるデニムアイテムやレザーアイテムを提案していることもあり、販売してからが大事という考えは元々ある。「この前、購入いただいた商品はその後どうですか?」という風に、積極的に声を掛け続けている。
お客が気になったことに対し、真摯(しんし)に答えることで店の信頼を築き上げてきた。顧客の中には購入を検討するたびに、今西さんに相談の連絡をする人もいる。
23年からはビンテージウォッチの提案も開始し、翌年から別フロアに専用ショップ「リジューム」を設けた。こちらも専門の技師をスタッフに迎え、メンテナンスの不安を払拭(ふっしょく)し好評だ。今夏にはさらに別の新たな提案をスタートする計画も持つ。
