イチヒロは90年代、岐阜県美濃市中心街から国道沿いの郊外へ移転した。店が面する国道156号は、県の中央を南北に貫く幹線道路だ。岐阜市から美濃市を経て郡上市へと続くこの道沿いに店を構えたことで、商圏は一気に広がった。美濃市周辺にとどまらず、岐阜市や郡上市からの来店も多い。車で40分かけてでも足を運ぶ顧客が少なくない。
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移転後、12年春に店を改装。売り場面積約260平方メートルのゆとりのある空間に生まれ変わった。エントランスから階段を下りた1階はカジュアル、2階はラグジュアリーと、フロアごとに異なる表情を持たせている。1階には化粧品の対面販売コーナーも設け、資生堂の最上位ブランド「クレ・ド・ポー ボーテ」を中心に、「ベネフィーク」などを扱う。


