ベイクルーズグループは今春、商品の生産・販売サイクルを見直す。無駄に作らず、プロパー販売で売り切ることで、利益が上がる仕組み作りに着手する。杉村茂代表取締役CEO(最高経営責任者)はコロナ下の1年を経て、「残ったら値引き、ではなく、価値のある商品を常に適正価格で提供し、お客様も満足できる商売を目指さなければ業界全体が続かない」と見る。店の在り方を見直し、グループブランドの全てを集めた新業態の出店も計画する。
(柏木均之)
【関連記事】「イエナ」にキッズライン 親子で楽しむフレンチスタイル
コロナ禍で店舗休業を強いられた20年の3~6月はECが大きく伸びた。デジタル接客を強化したが、特に「イエナ」は1回のライブコマースで1万4000人が視聴したり、2400万円を売り上げた時もあって反響は大きかった。
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!