ブックオフコーポが古着アップサイクルコンテスト 学生の制作発表の場を支援

2023/11/09 18:00 更新


『装苑』編集長の児島幹規氏、スタイリストの相澤樹氏、アンリアレイジデザイナーの森永邦彦氏ら審査員によるトークショー&質疑応答も

 ブックオフコーポレーションは、福岡市の福岡国際会議場で古着アップサイクルコンテスト「リクロースカップ2023」の最終審査会を開いた。

 コンテストはブックオフが提供する店頭古着を活用し、服飾学科の学生などがアップサイクルの技を競う。同社社員でもあるリクロースカップ事務局長の山田美有さんが、服飾学科生のアルバイトの「制作発表の場が少ない」という声をもとに立ち上げた。3回目の今回は約400件のエントリーがあった。最終審査ではデザイン画54点が、アップサイクルされた作品として披露された。

 服飾学科の学生限定の「デザイン部門」と、学生と一般の「販売部門」の2部門で構成し、グランプリにはデザイン部門から文化服装学院の山口空叶夢さんの作品が選ばれた。山田事務局長は「続けることが大事」とし、さらに規模拡大を目指す。

グランプリを受賞した文化服装学院の山口空叶夢さんの作品

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