カイタック ファッションAI開発のニューロープを子会社化 海外展開も視野に

2026/06/29 06:25 更新NEW!


 カイタックグループは、ファッション向けAI(人工知能)開発のニューロープ(東京)を子会社化した。既存株主から株式を譲り受けた。アパレルの企画・生産・販売までを担う自社の供給網に、ニューロープの画像解析やトレンド予測の技術を組み合わせ、商品開発や需要予測の高度化につなげる。

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ニューロープは14年設立。ファッション画像解析AI「カブキスキャナー」やトレンド分析・予測AI「カブキフォーカスト」を開発し、アパレル企業向けにMDの最適化やEC向けレコメンド機能などを提供してきた。

 カイタックは、素材開発から企画、海外自社工場を活用した生産、販売までを一貫して行っている。今回の買収で、従来の物作り基盤にAI・データ活用を取り込み、業務効率化やデジタル変革を進める。「属人的になりがちなアパレル事業をAIの力を借りて仕組み化したい」と貝畑拓哉カイタックホールディングス社長。

 ニューロープは今後、カイタックの財務基盤や海外生産ネットワークを活用し、DtoC(消費者直販)ブランド運営や海外市場への拡大にも取り組む。「これまで海外事業にも取り組んだが、継続的な営業ができなかった」とニューロープ代表の酒井聡氏。貝畑社長は、「(ニューロープのサービスは)日本だけでなく海外でも提供できる素養はあると思う」と話す。

 ニューロープはホールディングス直の子会社。代表は引き続き酒井聡氏が務める。

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