「カルティエ」は6月16日、大阪・関西万博のウーマンズパビリオンで、「永遠にグリーンな製品・ライフサイクルの価値創出を見直す」をテーマにトークセッションを開いた。
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ファッションデザイナーのガブリエラ・ハースト氏、『ハーパスバザー』編集長のサミラ・ナルス氏、西陣織の細尾の細尾真孝代表、シリル・ヴィニュロンカルティエカルチャー&フィランソロピー会長の4人が登壇し、「つくる責任、つかう責任」に焦点を当てて討論した。ガブリエラ氏は「使う時に次の目的を見つけることも大切。(持続可能性は)デザイン面でも必要になる」と語り、細尾氏は「きものは約14メートルの反物を八つのパーツに分解し、一切捨てるところがない。きものの世代を超えて使い続けていくという考えが、ヒントになるのでは」などと述べた。
カルティエインターナショナルは、ウーマンズパビリオンでさまざまな分野で活躍する専門家や代表者を集めて、ジェンダー平等と持続可能性をテーマに22日までトークセッション「WAダイアローグ」を行っている。