世界のカシミヤ貿易 コロナ禍などでも安定した動き

2023/02/01 06:29 更新有料会員限定


 世界のカシミヤ貿易は20年からのコロナ禍、22年のロシアによるウクライナ侵攻など大きな社会変動があったものの、安定した動きを示している。その一方で日本はコロナ禍の影響で輸入量を減らしている。カシミヤ製品での新たな活性化策が望まれる。

(浅岡達夫)

 カシミヤの産地は中国とモンゴル、そして原料加工から糸生産の拠点は中国、セーターなどの製品の生産地は中国やベトナム、カンボジアが担っている。そして主な消費地は欧米や日本などの先進国だ。

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