チド、コアなファンに"刺さる"個性

2015/11/16 06:15 更新


 東京・下北沢にショップ兼アトリエを持つ新興アパレルのチド(電話03・6407・8971)はオリジナル3ブランドの16年春夏物で、コアなファンに刺さる独自性の強いウエアを出す。

 レディス2ブランドはそれぞれの強みを明確に表現する。「ジーネ」は看板アイテムとなっているプリント物を充実。「空の旅」をテーマに、気球やハチドリをモチーフにした手書きイラストをワンピースやバルーンスカートにプリントにする。プリントのブラウスで1万6500円。

 「大人のファンタジー」がコンセプトの「グリ」は、おばけを題材にしたオリジナルストーリーを今期のテーマにする。ポケットがおばけ型になっているワンピースや、柄の中におばけが潜んでいたり。蓄光プリントのTシャツ(1万4300円)も、暗闇で光るデザインがお化けを表現する。

 ユニセックスの「エクスペリメンタルステージ」は「真夏の夜の夢」がテーマ。物語に登場するロバからインスピレーションを受け、ネック部分をパターンで前にずらし着用時に後ろにドレープが生まれるTシャツ(8000円)や、妖精をイメージした繊細な素材のシャツなどがある。

 

プリント物が豊富な「ジーネ」
プリント物が豊富な「ジーネ」


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