コゼットC、秋冬から新生「モングレ」

2016/05/30 04:41 更新


 レディスメーカー、コゼットクリエーションは、16~17年秋冬向けから「モングレ」を販売する。モングレは今年3月に、グラン山貴からブランド事業譲渡を受けたもの。同社は今回のモングレの導入を機に、既存のODM(相手先ブランドによる設計、生産)を主力にした事業内容から、アパレル卸事業へ本格参入する。

 来秋冬向けの新生モングレは、同社が得意とするハイテンション素材やプリント生地のほか、新たにダウンアイテムも提案する。ハイテンションのストレッチダウンパンツ(1万8000円)は、パンツのフロント面にダウンを入れたもので、デニム調プリントしたスリムなシルエット。脚の後ろ側はハイテンション生地だけなので通気性が良い。前身頃に薄くダウンを入れたダウンブラウス(写真、2万5000円)は、すっきりエレガントなシルエットだ。

 ケミカルレースに転写プリントしたチュニックは、サテンの裏地と合わせた陰影が特徴。プリント柄は自社工場を活用するため別注にも対応する。ストレッチデニムパンツ(1万6000円)は、生地の裏側にペーズリー柄を転写プリントして付加価値をアップする。

 新生モングレは「大人の女性に向けたフェミニンでキュートなコーディネートブランド。ブランドの若返りを図りなから対象年齢を広げる」と同社。上海周辺を基盤にした糸開発から最終製品までの生産背景を生かし、オリジナル素材で強みを発揮し、差別化する。



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