郊外・都市近郊のSC　コワーキングスペース導入相次ぐ

パルコは直営コワーキングスペース「スキーマ」を昨秋に開発（1号店の心斎橋パルコ）

　コワーキングスペースを導入する郊外・都市近郊のSCが相次いでいる。コロナ下でテレワークが広がり、自宅近くで仕事ができる場所を求める郊外・都市近郊の居住者が増えているためだ。SCに買い物以外の機能も求められるなかで、各施設は足元商圏客や来街者の新たな来館動機を作り、施設全体への波及効果を狙う。

（有井学）

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商業ゾーンに設置

　都心の大型複合施設では数年前から、オフィスゾーンにコワーキングスペースを導入する動きがあった。これがコロナ下で郊外・都市近郊のSCにも広がりつつある。大半がオフィスゾーンではなく、商業ゾーンに導入する。