ウール用機械で綿を紡いだ〝唯一無二〟の生地 尾州の紡績と商社がタッグ

2026/05/22 08:00 更新有料会員限定NEW!


東和毛織の英式精紡機。低速かつドラフト倍率が低い点を生かして綿を紡績する

 ウール生地で知られる尾州産地で、既存設備から新しい価値を生み出そうと挑戦する動きがある。産地に残る設備や技術に可能性を見いだすのは、紡績の東和毛織と商社の瀧定名古屋だ。本来ウールに使われる機械で綿を紡績し、〝唯一無二〟の生地を作っている。

(小坂麻里子)

原理は同じだが

 ウールも綿も紡績の原理は同じだが、ウール用の設備で綿を紡績するのは難しいとされている。機械が繊維の長さや性質に合わせた仕様に設計されているほか、湿度管理などの環境設定も異なるからだ。

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