百貨店の19年度売上高 ほとんどの店舗で減収

2020/07/31 06:30 更新会員限定


2月の東京・銀座。この頃から外国人観光客の減少が顕著に

 繊研新聞社がまとめた百貨店店舗別売上高によると、19年度の百貨店総売上高(回答のあった142店)は、5兆1557億円となった。増収したのは全体の約1割の18店にとどまった。企業別売上高は18年度と比較可能な47社のうち、8社が増収、営業利益は34社中5社の増加にとどまり、ほとんどの店舗・企業で減収、減益基調が続いている。

 年商1000億円以上の上位10店のうち、増収だったのはJR名古屋高島屋、高島屋大阪店、高島屋日本橋店、あべのハルカス近鉄本店の4店だった。

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