22~23年秋冬デザイナーコレクションは、復活祭といったイメージだった前シーズンから一歩進んで、通常運転が始まったシーズンといえる。ミラノはコレクション期間中の発表を休んでいたブランドが復帰、パリは会場周辺におしゃれな若者が集まった。2年かけてデジタル発表のスキルを身に着けた今、改めてリアルショーの価値が高まっている。
(青木規子)
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コロナ禍の2年間で、ブランドもバイヤーもプレスもデジタルに慣れ、技術を難なく使いこなせるようになった。デジタル配信の特性を知り、仕事に欠かせないツールとなった。最近は、「オンラインのみで買い付けできるブランドが増えた」というバイヤーの声もよく聞く。
パリ、ミラノが盛況
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