《15~16年秋冬デザイナーコレクション/トレンドファイル》ノスタルジックで素朴な雰囲気に
ポイントは温かみのある色柄
15~16年秋冬は、春夏に続き70年代の気分を盛り込んだスタイルが広がりそうだ。春夏の軽やかでエネルギッシュな70年代テイストに代わり、秋冬はノスタルジックで素朴なムードが注目だ。フォークロアのデザインを取り入れたスタイルも多い。
秋冬の70年代調スタイルを表現する上で、欠かせない要素の一つが柄だ。ノスタルジックな小花柄やペーズリー柄、民族調の幾何学柄が、フォークロアやボヘミアンのちょっぴり土っぽい感じを醸し出す。ベージュやブラウン、チャコール、オレンジといったナチュラルカラーを差し込んで温かい雰囲気に仕上げている。柄と柄をミックスしたり、立体感のある花の刺繍やアップリケを組み合わせたりして、表情豊かに仕上げていく。
(写真=大原広和)
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繊研新聞では2015年4月15日付から、15~16年秋冬デザイナーコレクションのトピックスをまとめた連載「トレンド・ファイル」7回を報道します。