デスペラード、秋冬先行受注イベント

2015/07/29 13:14 更新


 セレクトショップの「デスペラード」(東京・渋谷)は25日~8月4日、初の試みとして秋冬向けの先行予約会「ノーデザイン、ノーファッション」を開催している。これに合わせて24日夜、店のショーウインドーでラジオ生収録風のトークショー「デスペラードステーション」も行った。

 店内では今シーズンの押しの12ブランドから、それぞれ10点ほどを展示。LVMHの若手デザイナー支援プロジェクトに選ばれた「マルケス・アルメイダ」や「ブレス」、東京の注目株「ファセッタズム」、LAの「ナンシーステラソト」、日本の帽子「カミラフカ」など、コンセプチュアルなブランドから勢いのある若手デザイナーまで並んだ。

 同店は、100%仕入れでデザイナーブランドを扱っている。「世の中ではファッションに対するパワーがなくなってしまったが、デザインの力が人の心を元気することを感じて欲しい」とバイヤーでもある泉英一代表。「ファッションはコミュニケーションツール。僕は次はどんな人と出会えるかを大事にしてきた」と話す。

ショーウインドーをオンエアスタジオに見立ててトークショー
ショーウインドーをオンエアスタジオに見立ててトークショー

 トークショーは、同店で扱っているデザイナーと、ゆかりのあるファッションパーソンを対にした7組15人がゲスト出演する。初回は「スポークンワーズプロジェクト」の飛田正浩さんとファッションディレクターの山口壮太さんが登場し、店を開いた時の思いなどを語った。



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