特定技能外国人を受け入れる国内縫製業が出てきた。24年4月、在留資格「特定技能1号」の工業製品製造業分野の新たな業種に縫製が追加されてから1年半。日本人技術者とともに国内の物作りを支え続けてきた外国人材が、これまで以上に活躍できる環境が整いつつある。
(森田雄也)
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さらに5年
カットソー製品主力の縫製工場ヴェルデュール(岐阜県羽島市)は7月29日、ベトナムからの特定技能外国人を受け入れた。7月末に新規入国での雇用は縫製業では「かなり早い」と周囲の工場関係者は驚く。早めに動いていたのが奏功した形だ。