情報システムのドリーム・アーツ(東京)は、同社のチェーン運営支援サービス「Shopらん」をアパレル小売業のパルが導入したと発表した。
同サービスは小売業の本部・店舗間のコミュニケーションを支援するクラウドサービス。情報ポータル、お知らせ、商売カレンダーなどの機能で本部・店舗間の情報を整理し、指示の徹底・実行のスピードを速める。
パルは、情報伝達のため10年以上独自のポータルを利用してきたが、一方通行のため指示の徹底には電話確認が必要だった。次世代インフラ整備のプロジェクトで同サービスを採用し、14年7月から「スリーコインズ」「サリュ」「ラティス」の181店で利用を始めた。
本部からの重要な情報がひと目で分かり、スマートフォンやタブレット端末も利用できるので、本部施策の徹底や業務効率化に貢献しているという。
コミュニティー機能の活用により、店舗同士やスーパーバイザー同士のリアルタイムの情報共有が進み、魅力的な売り場づくりや売り上げ向上にも寄与している。