《ファッションリユースの現在地⑭》原点回帰 熟知したビジネスで再成長へ

2024/06/28 07:59 更新有料会員限定


大阪・箕面市にあるウィゴーの古着倉庫1階。ほぼ毎日古着を小売りしている

 出自が古着屋ながらSPA(製造小売業)化で成長した企業が、再度、古着の扱いに力を入れている。ブームの古着は勝手知ったるビジネスだ。

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倉庫で卸や小売り

 そもそもSPAは、売り上げが立つもののコストがかさみ利益を出しにくい面もある。ターゲットに広がりが見られる中、様々な形でアプローチを繰り出す。

 大阪北部の箕面市、3月に北大阪急行が延伸し開業した新駅にほど近い場所にある倉庫で、ウィゴー(東京)が小売りと卸を始めた。初年度の売り上げは計画の大幅超えを達成。営業日も拡大し、足元はほぼ毎日営業のフル稼働状態だ。2年目は前年比3倍近くで推移しているという。

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