ファッションビル・駅ビルの5月商戦は大半の施設が前年超えとなった。休日が前年同月よりも1日多かったことに加え、ゴールデンウィークとその後のイベントによる集客効果が大きかった。衣料品は気温が上昇した中旬から夏物の売れ行きが活発。インバウンド売り上げは高額品を中心に苦戦している百貨店とは対照的に、コスメやスニーカー、雑貨を中心に引き続き好調だ。6月の全館売り上げもおおむね順調に推移している。
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〈首都圏〉ほぼ全施設が前年超え。池袋パルコの前年割れは改装休業区画発生の影響で、改装休業区画を除く売り上げは「前年超え」とした。ゴールデンウィークでのイベントに加え、ルミネやパルコ、サンシャインシティ・アルパ、たまプラーザテラスなどは連休後のハウスカード施策で成果を上げた。
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