子供服ブランド「ハッカキッズ」などを運営するファッション須賀は、ファッション雑貨を中心とした大人向けの新業態「リボンハッカ」の出店を開始する。8月5~25日、渋谷スクランブルスクエア2階に開設する期間限定店を皮切りに店舗拡大を進める。
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新業態は同社のバイヤー、向華さんのディレクションによる期間限定店。韓国雑貨を主体に、ポップでカラフルな最も旬なアイテムをセレクトした。「ギフトで広がる人のつながり、見たことのない楽しさとわくわくしたモノとのつながり、新しいモノやコトに敏感な人たちが集まる場所とのつながり」をコンセプトに、たくさんの出合いを結ぶ場を提案する。
ハッカキッズの雑貨が豊富なセレクト業態「リボンハッカキッズ」の対象を大人に変え、派生させた。既存業態と同じ商品も一部販売するが、草花のオリジナルプリントを得意とする「ハッカらしさ」は抑える。
商品構成は仕入れ6割、オリジナル4割で、全体の2割が海外仕入れ品。ポリプロピレンバンドのプラかごバッグ、フェイクファーのハンドバッグ、韓国の伝統的キルト「ヌビ」製バッグなど、バッグが店頭商品の7割を占める。残りはアクセサリー、バッグに付けるキーホルダーやかわいいチャーム、ポーチや小物類など。代表的ブランドはソウル発「ライツリー」と「セイコツチモト」「ムタ」。

期間限定店の出店を重ねることで新規客を獲得し、常設店の可能性も探る。