ファーストリテイリング8月期連結 増収増益に

2019/10/11 06:28 更新


 ファーストリテイリングの19年8月期連結決算は、売上収益2兆2905億円(前期比7.5%増)、営業利益2576億円(9.1%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益1625億円(5%増)となった。海外ユニクロの好調が続き、売り上げ規模が初めて1兆円を超えた。上期減収減益だった国内ユニクロも下期は盛り返した。

【関連記事】「18年度専門店売上高ランキング」を読み解く

 海外ユニクロは中国の好調がけん引したほか、東南アジア、オセアニア地区も20%超の増収増益となった。国内ユニクロは秋冬商戦の苦戦で上期は落ち込んだ。下期は夏物商品の売れ行き好調と原価率の改善などで収益が改善したが、通期では微増収、営業利益は2ケタ減益となった。ジーユーは品番数の絞り込みでマストレンドを捉えることができ、過去最高の業績となった。

 今期は、売上収益2兆4000億円、営業利益2750億円、親会社の所有者に帰属する当期利益1750億円を計画する。



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事