フルカイテン 地方から指揮。社員の成長見直す

2023/11/17 07:59 更新有料会員限定


 在庫分析ソフトウェア「フルカイテン」の販売を急拡大させてきたフルカイテン(大阪)。社長の瀬川直寛さんは昨年10月、長野県伊那市に移住した。きっかけは22年夏の〝移住体験〟。大自然に囲まれた環境や、子供が通う小学校の教育施策に魅せられた。コロナ下で20年4月から全社的なフルリモート勤務が定着しており、社長の移住にも社員からの反発はなかった。

【関連記事】《トップに聞く》フルカイテン社長 瀬川直寛氏 マルチプロダクト化にかじを切る

認め合う組織

 同社のシェアオフィス「パノラマオフィス伊那」は18年、市の新産業創出と地域活性化を目指し開設したもの。東側の窓外には仙丈ケ岳や甲斐駒ケ岳をはじめとする南アルプス、西側には中央アルプスという絶景。平屋建てのオフィス面積は30平方メートル。他の入居者との共有スペースもある。ここを拠点に瀬川さんは全社をマネジメントしながら、月に数回、大阪と東京を高速バスで行き来する。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約すると続きを読むことができます。

ログイン契約して読む

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定デジタルニュース会社は変わりましたか。あなたは?ピックアップニュース



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事