1983年にスタートした「ゴールドウイン」ブランドのバイクウェア「ゴールドウインモーターサイクル」が、20年春夏に普段使いもできる新ラインを出した。「ゴアテックス」や「ソロテックス」などゴールドウインらしい高機能素材を使いつつ、ライディング時に適した立体設計は踏襲。おしゃれな街着にもバイクウェアにもなるハイブリッド商品だ。
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新ライン名は「ジーダブリューマーヴェリック」。ダブルブレステッドタイプのライディングジャケット(写真、4万8000円)は、バイク乗車時に必要な肩や腕の可動性を高めたシンプルで洗練されたデザインが特徴だ。立体裁断で仕立てたテーパードシルエットのパンツ(同)とセットアップで提案する。
ソロテックスを採用したトラッカージャケット(2万8000円)は、腕を前振りしやすいようアクションプリーツなどを施す。立体的なカーゴポケットや防水ファスナーポケットを搭載した同素材のカーゴパンツ(1万8000円)とセットアップ仕様。
ファッション小売りでの販売を想定している。デビューシーズンは期間限定店を全国で巡回。卸先を増やしつつ、直営店の出店も構想する。