エイチ・ツー・オーリテイリングの荒木直也社長は、百貨店事業を中心に「デジタルとアナログを融合した販売スタイルを強化」していく考えを示した。コロナ禍により、ライフスタイルが急速に変容していくと見ており、規定の実店舗への改装投資は続けながらも「デジタル投資にシフトしていく」。実店舗で目指している「楽しさナンバーワン百貨店」をオンラインでも追求していく方針だ。
(吉田勧)
【関連記事】H2Oリテイリング、阪急阪神百貨店の社長交代 「ヨコ軸」提案をグループ全体でも
現状の消費動向については「命を守る段階から、今は暮らしを取り戻す段階」との見方で、百貨店のインバウンド(訪日外国人)需要については「1年間回復は難しい」。国内消費も「年内いっぱいかけて緩やかに回復するのではないか」とする。
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!