実需だけでは満たせない 阪急うめだ本店婦人服のシーズンMD

2025/09/03 08:00 更新有料会員限定NEW!


秋冬物を6月に投入した「ブラミンク」

 作り手、売り手ともにシーズンMDの組み直しを進めている。阪急うめだ本店は24年に盛夏MDを差し込み、25年は晩夏MDを追加。長い夏に対応した鮮度ある提案を追求している。ただ、気温に応じた実需対応だけではファッション好きの需要を満たせない。26年は6~8月に秋冬物を先行投入する「エモーション」提案を取引先に呼びかける。

(吉田勧)

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 きっかけとなったのが、6階「ブラミンク」で6月から7月にかけて秋冬物が売れたこと。「秋冬に伝えたいメッセージを具現化した」という総アニマル柄の薄手コートやラメ糸の半袖ニット、ミドルゲージのジャカードニットなどが顧客だけでなくふり客にも人気で、完売したものも多かった。「45R」では同時期にボアのベストが売れた。

「絶対着るから」

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