婦人靴の卑弥呼 社内に品質管理のヒミコラボを開設

2024/06/27 17:30 更新


七つの試験機を導入した

 婦人靴の卑弥呼は、社内に品質管理のヒミコラボを開設した。百貨店の婦人靴売り場を主販路に、日常生活の様々なシーンに対応できる品揃えを進めるなか、素材や資材の検査・確認を徹底し、品質の向上に努める。靴の屈曲耐性、素材の引き裂き強度、堅牢度、柔軟性、ヒールの強度、耐疲労性、靴底の耐滑性に関する七つの試験機を導入した。25年春夏物の企画から活用する。

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 最終的には専門の検査機関に出すが、企画の段階から素材や資材の品質を確認して完成度を高めることで、工場と連携した物作りの効率を高めていく。修正・変更などの手間が省ければ、納期遅れの防止にもつながる。

 この間、「オリジナルの素材や機能素材を取り入れた商品企画に力を入れているので、一つひとつ確認しながら品質を大事にしていきたい」という。

ヒールの強度など一つ一つを確認し、協力工場との物作りをスムーズに進める

大阪に関西初の旗艦店

 6月21日に、関西初の旗艦店としてディアモール大阪店を出店した。地下通路に面した大型店で全ラインナップが揃う。人通りの多い立地で、ブランド認知度を高める。

関西初の旗艦店となるディアモール大阪店


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