イエリデザイン、ドメコン市場狙う

2014/07/11 10:28 更新


 ニット専業のイエリデザインプロダクツは今秋冬から、30、40代女性に向けた新ブランド「ガランス」を販売する。外部の女性ディレクターとの協業企画だが、既存の「イリアンローヴ」のような同社独自のブランドとして確立する。販路は大手セレクトショップや百貨店自主編集売り場。

 ガランスはベーシックでさりげないトレンド感のあるデザインが中心。レディス市場で活況のドメスティックコンテンポラリーゾーンをずばり狙った。このブランドだけでのスタイリングもできるよう育てる。

 初回商品はジャカードの幾何柄ガウンコートやミラノリブのミリタリー調ロングコート、裾からオーガンディがのぞく五分袖ワンピース、クルーネックのプルオーバーとタイトスカートなど。モノトーンの無地をベースに編み地で変化を出している。ゆったりめのシルエットで、一部50代までカバーする。
 今後はカットソーアイテムやプリントもの、ニットとカットソーのドッキング商品なども計画している。価格はトップ2万円台~4万円、ボトム2万円台、アウター5万~8万円。

 

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