「インターナショナル・ウールマーク・プライズ2015」(IWP)がこのほど北京で開かれ、ウィメンズウェア部門の優勝者にマルシア・パトモス(米国)を選んだ。
同プライズは、ザ・ウールマーク・カンパニーが行っている国際的なファッションコンテストで、世界21カ国から60人以上のデザイナーが参加してアジア、欧州、米国、豪の各エリア大会を開催。各エリアの優勝者によるファイナル大会がこのほど行われ、ファイナリストを決めた。
審査員を務めたヴィクトリア・ベッカムさんは、「IWPは世界の新進気鋭のデザイナーに素晴らしいチャンスを与える。パトモスのコレクションは上手に構成されていて、コンセプトも面白く、IWPが意味するところを的確に具現化していた」と講評した。
優勝したパトモスには賞金10万豪㌦が贈られたほか、今年8月以降からハーヴェイ・ニコルズ、サックス・フィフス・アベニュー、ディエチ・コルソ・コモ、ジョイス、デヴィット・ジョーンズ、伊勢丹新宿店など、世界有力店での販売機会を得た。