着せ替え靴「ジョニー&ジェシー」がリブランディング

2019/11/29 06:28 更新


 靴メーカー、ジェイジェイジャパン(神戸市)は20年春夏、着せ替えシューズ「ジョニー&ジェシー」をリブランディングし、販路を再構築する。履き心地の改良が進んだことから再度、本格的な販売に踏み切ることにした。

 同ブランドはファスナーによってアッパーとソールが簡単に分離でき、さまざまなアッパーを楽しめるユニークな靴。14年9月、イタリアの靴展示会ミカムでデビューして話題となった。16年には東急プラザ銀座の2週間の期間限定店で250万円を売り上げ、多くのメディアにも取り上げられるなど国内でも人気を呼んだ。

 しかし、17年から低迷。足入れ、履き心地という点で不十分さがあったためだ。通常の靴と違い、アッパーを釣り込まないため、保形性に課題があり、人によっては前滑りしてかかと部分にすき間ができるという問題があった。アッパーのサイズをミリ単位で調整するなど改良を繰り返して問題をクリアした。

 20年春夏物はソールが3種類、アッパーはスニーカー、スリッポン、サンダル合わせて100種類近くある。価格はソールが4600円で、アッパーは3700~6500円。上下で1万円を切るものが多い。サイズは22.5~29センチ。

 来春までには公式オンラインショップをリニューアルする。これまで期間限定店は百貨店が多かったが、駅ビル、ファッションビルを中心に展開する。

「ジョニー&ジェシー」の20年春夏物


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