音楽、デザイン、テクノロジーを融合して新たな体験を作り出すノクターブ(東京、安藤コウ代表)は、応援購入サービスのマクアケで、音楽の音階を表現したニットのプルオーバー「ストライプニット」の先行販売を開始した。
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昨年11月に発表した、曲のリズムや音階をストライプ柄のアパレル製品へと変換するシステム「ストライプトラック」を活用した製品の商品化に取り組む。今回は、ベートーベンの『歓喜の歌』『運命』による2種類のデザインを扱う。音楽の持つ旋律と、生成AI(人工知能)によって楽曲全体を視覚化した絵画をもとに、ストライプのピッチと配色を構成した。まさに〝音楽をまとう〟感覚を実現している。
国内生産で、上質なコットン糸を使って柔らかな着心地に仕上げた。ユニセックスでM、Lの2サイズ。本体価格は税抜き2万9000円。

今後は童謡や民謡、ポップミュージックなど、より多くの人に身近な楽曲を可視化し、プルオーバー以外のファッションアイテムも揃えていく計画だ。また、家具のファブリックなど、ファッション以外の分野でも可能性を広げていく。