繊維加工の安全を証明するブランド「倉敷染」は、4月1日から公式オンラインストアで、倉敷染推進委員会に参加している企業のコトセン(岡山県倉敷市)の整理加工技術を生かしたアップサイクルデニムを販売している。
クラボウのアップサイクルの取り組み「ループラス」による13.5オンスのインディゴデニムを、コトセンが加工技術で多彩な表情にして打ち出す。デニムシルケット加工「MC加工」をしたもの、MC加工の糊(のり)抜きバージョン、ビンテージ加工、裏起毛加工、カレンダー加工、黒顔料コーティングしたものがある。ナチュラルな風合いのループラスの生成りデニムもある。

0.5メートル単位で購入ができるようにし、デザイナーやクリエイターの持続可能な物作りをサポートする。ソーイング愛好家などの消費者も特色のあるデニムが購入できるようにする。

倉敷染は岡山県織物染色工業協同組合が制定した安全認証ブランド。同組合の中にある倉敷染推進委員会が運用している。
倉敷染の公式オンラインショップでは今後も、開発時のサンプル反、希少な素材などの新商品を加え、気軽に試せるようにする。