25~26年秋冬パリ・メンズファッションウィーク(PFW)中に、ショールームを歩いた。パリの街を爆走ならぬ爆歩、「マレ編」に続く第2部はウィーク公式の若手展示会「スフィア」からスタートだ。会場は今回もパレ・ド・トウキョウで、四つの初登場ブランドが並んだ。
(ライター・益井祐)
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「ラ・カージュ」は今年のイエール国際フェスティバルのファイナリスト。生地工場と作ったのは、オーガンディからシルキーなタッチへと変化する素材。テキスタイルへのこだわりはボロ加工を施したジャケットにも見て取れた。


フランス人とアルゼンチン人のデザイナーデュオ「カチ」は、それぞれ「ランバン」や地元のブランドで経験を積んでレーベルをスタート。トロンプルイユのデニムベストはアルゼンチンの伝統的なカーペット職人が作った。