松屋が両国国技館で20年ぶり運動会

2016/06/10 06:50 更新



創業150周年に向け一体感 休業日を活用

 松屋は7日、東京・両国国技館で「松屋グループ大運動会」を開いた。松屋銀座本店の設備点検に伴う休業日を活用したもので、約20年ぶり。

 秋田正紀社長をはじめ役員のほか、従業員や家族、取引先など1400人が参加して汗を流した。同社は今期を創業150周年に向けた本格始動の1年と位置付けており、普段交流の少ない部署やグループ企業、取引先とのコミュニケーションを深め、一体感を醸成するのが目的だ。

  綱引きや大玉送りといった定番種目など約10種類のイベントを行った。なかでも盛り上がったリレーでは元陸上選手の為末大さんも特別ゲストで参加した。

 「企画段階では正直冷めた意見もあったが、実際やってみると大盛り上がり。想定より100人以上も多く集まった」(同社)。社員からは「何より楽しい。こんなに大勢で集まることはないので参加して良かった」との声が多く挙がった。



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