メルセデス・ベンツ・ファッション・ウィーク東京15~16年秋冬が21日、閉幕した。52ブランドが参加したコレクションを中心に、主催・共催イベント合わせて計2万5600人が来場した。
ブランド設立30周年を記念した「タケオキクチ」のショーや、東京都と繊維ファッション産学協議会による海外進出支援プログラム「トーキョー・ファッション・アワード」(以下TFA)選出の「ファセッタズム」「リトゥンアフターワーズ」などのショーが盛り上がった。
オープニングレセプションには、「Xジャパン」のYOSHIKIさんがサプライズで登場し、来シーズンに自身のきものブランドでウィークに参加することを表明した。
インドネシアやタイなど、アジアを中心とした海外からの参加ブランドが増えたとともに、招聘を含め海外からの来場者も増加。
TFAの特別審査員として、仏のセレクト店「コレット」のクリエーティブディレクター、サラ・アンデルマンさんが来日してトークイベントを行ったほか、伊ヴォーグ誌のシニアエディター、サラ・マイノさんらもレディスブランド「アディアム」の招待によって来場した。
ウィークの継続課題となっている若手の育成としては、前シーズンに続き山縣良和さん、坂部三樹郎さんプロデュースの「東京ニューエイジ」プロジェクトを開催。展示会と、渋谷ファッションウィークと連動したショーなどを行った。
ブランドと産地の協業で産地に光を当てるプロジェクト「ディスイズマイパートナー」も継続し、「エーディグリーファーレンハイト」「ウィズリミテッド」などが参加した。
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