近年続く酷暑により、セール後の即戦力となる「盛夏・晩夏・初秋MD」の重要性が高まっています。特にレディス市場では不可欠な戦略ですが、26年も厳しい暑さが予想されるため、例年以上に実需に基づいた精度の高いMDが求められます。そこで今回は、この時期の計画・実践において、注意すべきポイントをいくつか紹介します。
(エムズ商品計画代表 佐藤正臣)
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難易度が高い
近年の記録的な暑さによって、アパレル業界のMDスケジュールは大きく変わりました。これまでの「セールが終われば秋物」という画一的な切り替えは、今の気候やお客様のニーズに合わなくなっています。セール後も「今すぐ着られる服」をプロパーで提案する「盛夏・晩夏・初秋MD」の仕組み作りが、多くの現場で求められています。
ただし、この時期のMDは極めて難易度が高く、無計画な商品投入は在庫過多のリスクに直結します。本稿では、計画策定の柱となる「過去データの検証」と「仕入れ・在庫計画の策定」という二つの不可欠な準備について、実務の視点から掘り下げていきます。
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