イタリア・ミラノで開かれた「ミラノ・デザインウィーク2025」の中核イベントとなるミラノ国際家具見本市(通称=ミラノサローネ)には、37カ国から約2100の出展があり、来場者は30万人を超えた。市内各地ではその他に約1650のイベントや展示が行われた。多くのファッションブランドも、家具やインテリア雑貨のホームコレクションの新作を発表した。
(ミラノ=高橋恵通信員)
会期前から話題となっていた、デザイナーのジル・サンダーが手掛ける家具。1819年創業のドイツの老舗家具メーカー、トーネットと協業したシグネチャー・コレクション、「JS.トーネット」だ。1920年代後半に、バウハウスを代表するデザイナーの一人、マルセル・ブロイヤーがデザインした名作チェア「S64」を、ジル・サンダーが再解釈した。
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