仏アウトドアブランド「ミレー」の「ドライナミックメッシュ」シリーズが売れている。重ね着時に一番下に着る、肌に触れるアンダーウェアで、かいた汗を即座に上の衣服に吸い上げて拡散し、肌をドライに保つ。発汗後の汗冷えや低体温症のリスクを軽減するため、登山やスキー、サイクリングなどのアクティビティーで役立つ。
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15年にデビューし、2年目以降、前年比約20％増で販売を伸ばしている。素材は疎水性に優れ、熱伝導率の低いポリプロピレンをメインに使う。これをメッシュ状に編み立て、速乾性と通気性を実現している。
同様の商品は既にマーケットにあるが、他社製品と大きく異なるのは生地の厚み。ドライナミックメッシュはかさ高があるため、肌とその上の衣服との間に空間を作ることができ、汗を吸った生地を肌から遠ざけて快適さを維持できるうえ、保温性も高めることができるという。
タンクトップ（5300円）やショートスリーブ（同）、ショーツ（2900円）、タイツ（4900円）など、男女各5型を展開中。ミレー・マウンテン・グループ・ジャパンが企画・製造し、他国でも販売している。
