4月18日にオープンする「三井ショッピングパークららぽーと安城」(愛知県安城市)は14日、開業に先立って内覧会を開いた。物販だけでなく体験価値を重視し、年間の売り上げ目標は約350億円、約1000万人の来館者数を見込む。
来館施策としてスポーツ・エンターテインメントによる街づくりを掲げる。全天候型の無料の遊具付き屋上広場のほか、スポーツイベントや音楽ライブに対応するスタジアムを設け、幅広い世代に訴求する。
中部エリアは自動車関連産業、人口集積において「非常にポテンシャルの高いエリア」とし、三井不動産では出店を強化している。SC、アウトレットを始めとした既存4施設に加え、今年はららぽーと安城のほか、秋には三井アウトレットパーク岡崎(仮称)をオープンする。
中部エリアでの複数出店で顧客基盤を拡大し、同エリアでの三井ショッピングパーク経済圏の規模は、秋に開業する三井アウトレットパーク岡崎も含め、将来的には約1700億~1800億円を目指す。