「途上国から世界に通用するブランドをつくる」を理念に掲げるマザーハウス(東京、山口絵理子代表)が23年3月に東京都台東区で始めたコンセプトストア「最後の一品店。」は、革製品を中心とした主力のライフスタイルブランド「マザーハウス」など、全国の同社の製品在庫を主に販売する店だ。値引きせずに、いつでも全て定価で売っている。商品の魅力を伝え、客のニーズを丁寧にくみ取る接客と、提案の工夫で共感を広げている。
(吉野光太朗)
商品の価値を再定義
同店は全国で残り10点以下になった製品在庫と自社製品の回収品を素材に使う「リンネ」といったリメイク品を中心に「商品の価値を再定義して」販売する場としてオープンした。新作を売るマザーハウス本店、ジュエリーマザーハウス本店と隣接する。

マザーハウスでは毎シーズン多くの新作を出しており、どうしても売り切れずにバックヤードに行ってしまう商品がある。この店のオープンまでは、その在庫が長く倉庫に眠っていた。
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