旗艦店をライブハウスのような空間に

2015/05/13 08:20 更新


 ODM(相手先ブランドによる設計・生産)と小売りのエムトレーディング(東京、丸山厚治社長、電話03・5474・5060)は4月24日、自社メンズストリートブランド「サブサエティ」の旗艦店を移転・増床オープンした。

 同じ渋谷内での移転だが、通行量の多いキャットストリート入り口近くに移ったことで認知度アップを図るとともに、昨年秋冬に稲葉元氏がブランド代表に就任してスタートを切った〝新生サブサエティ〟のイメージをアピールする狙いもある。

 店舗面積は、以前の倍近い約89平方㍍。同ブランドのフルラインナップとともに、一部セレクト品も扱う。

 ガレージをイメージしたスタイリッシュな売り場で一際目立っているのが、ライブハウスのステージのような作りの店内奥のスペース。音楽との距離が近い同ブランドの世界を演出する役割だけでなく、「今後は実際にインストアライブなどもやりたい」(稲葉代表)と意気込む。

 オープンを記念して限定商品も販売する。Tシャツとサングラスのセットは5300円、ハットが6000円。今後は、強みである情報発信とアーティストやストリートカルチャーとの結びつきに力を入れながら、「原点でもある、純粋にかっこいい物を作ることに注力していきたい」という。



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事