服飾副資材専門商社のオークラ商事(東京)が運営するアパレル副資材のBtoB(企業間取引)サイト「アパレルエックス」のアクセスが急増している。新型コロナウイルスの感染拡大によって在宅勤務が増えていることで、対面での商談や従来のファクス主体の資材手配が困難になっているため、アパレル企業からのアクセスや問い合わせが前年比3倍のペースで増えている。
アパレルエックスは運用開始から約2年半が経過し、登録法人は3000社を突破した。アパレル企業の担当者は納期・在庫・単価・注文した商品の状況確認などをウェブ上で行うことができる。
マスクや医療用ガウンの縫製需要が高まっているため、抗ウイルス加工生地などのマスク用資材も多く取り揃えているほか、縫製工場を持たない企業向けにマスクの縫製が可能な工場も紹介している。