大阪市鶴見区のJR放出駅近くにある放出栄町商店街が、かつてのシャッター商店街から大きく変わった。飲食店や食品卸、コンサルタントをしているpiantiamo(ピアンティアーモ、大阪市、藤井卓也代表)が、22年から街づくりに着手。昭和30年代の建物が並ぶ趣のある商店街に、おしゃれな店が20店以上集まり、新たな魅力を放ち始めている。
大人をターゲットに
同商店街は、同社がサブリースという形をとってテナントを募集。現在は、開業準備中を含め26のテナントが集積している。「付加価値を楽しむ大人をターゲットにテナント選別を進め、だいぶ形ができてきた。女性オーナーが半分近くいて、20代のオーナーもいる」と藤井代表は振り返る。