大阪文化服装学院、三越伊勢丹の「ピースdeミライ」に参画 「サルバム」藤田氏が協力

2025/04/07 07:58 更新


学生と指導協力する「サルバム」デザイナーの藤田氏(右から2人目)

 大阪文化服装学院(OIF)は、25年春も三越伊勢丹のアップサイクルプロジェクト「ピースdeミライ」に参画する。4月9~22日に伊勢丹新宿本店「リ・スタイルプラス」で、スーパーデザイナー学科の学生による「リーバイス」501のユーズド品を活用したアップサイクル商品などを販売する。

 ピースdeミライとOIFとの産学連携の取り組みは3回目。これまで伊勢丹新宿本店では、学生によるアップサイクル商品は展示だけだったが、今回は初めて販売する。クリエイティビティーやクオリティーが評価され、販売に踏み出すことになった。

 今回は、個人でブランドを立ち上げて運営している同学科18人の学生が参加。「サルバム」の藤田哲平デザイナー、ヤマサワプレスの山澤亮治氏が全面協力し、特別講義や指導、素材提供などを行った。学生が自身のブランドのコンセプトやテーマに基づいて、オリジナリティーのあるアイテムを生み出した。

 期間中はこれらの販売に加え、リ・スタイルプラスがフィーチャーした学生の参加ブランドとして「BillBill」(デザイナーは河村小太郎さんと世良洸稀さん)、「KOTONA TATEISHI」(立石琴那さん)の今シーズンのコレクションの販売も行う。

「KOTONA TATEISHI」のアップサイクル商品の一つ


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