ユナイテッドアローズ、「ナイスウェザー」を拡大 今秋冬から日本企画のアパレルも販売

2025/08/14 17:00 更新NEW!


アパレルの品ぞろえを拡充し、日本での出店を拡大する

 ユナイテッドアローズは韓国ブランド「ナイスウェザー」を日本で拡大する。大阪に出した1号店に続き、8月14日からラフォーレ原宿で期間限定店もスタートした。

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 雑貨主体のブランドだが、25年秋冬からは日本企画のアパレルも販売し、品揃えの幅を広げる。首都圏など都心部を中心に今後、年3、4店ペースで出店する。

 ナイスウェザーはコップやチャーム、帽子などの雑貨や化粧品がコンビニ感覚で買える店として韓国で20年にスタートした。ユナイテッドアローズは、国内独占販売権とライセンス権を取得しており、4月に日本1号店を阪急うめだ本店に出した。

 ブランドのロゴ入りのTシャツやキャップが人気だが、現状、品揃えの9割が雑貨だ。Tシャツなどは女性客の人気が高いがメンズ向けのサイズが多い。このため今秋冬からはユナイテッドアローズが企画するアパレルを品揃えに加える。

 メンズ、ウィメンズ、ユニセックスで着られるアイテムの3軸で、価格はシャツなどトップ1万1000~1万6000円、アウター3万3000~3万8000円程度。中期的にはアパレルなどライセンス企画の商品の比率を7、8割まで上げる。

お菓子や飲料品と一緒にポップなブランドロゴをあしらったウェアやキャップなど並ぶ店内

 ラフォーレ原宿の期間限定店は9月29日まで。10月には渋谷でも期間限定店を出し、ブランド認知度を高める。常設店は売り場面積66平方メートルのコンビニ型、99~165平方メートルのファッションビル向け、165平方メートル以上のSC向けと三つのフォーマットで、集客の見込める好立地に集中して出店したい考えだ。



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