25~26年秋冬パリ・ファッションウィーク 個性と成長見せる若手プレゼンテーション

2025/03/18 15:00 更新会員限定


 25~26年秋冬パリ・ファッションウィークは、個性の強さを持って成長する若手のプレゼンテーションが相次いだ。会場は温かく見守るメディア関係者やバイヤーでにぎわう。クリエイションに注がれる目を受け止める、デザイナーたちの潔い発表の場となっていた。

(須田渉美)

【関連記事】25~26年秋冬パリ・ファッションウィーク シアリングとパイソンで変化

 アントワープ王立芸術アカデミー出身で24年にデビューしたジュリ・ケーゲルは3度目のショー。80年に発行された「エグゼクティブスタイル」に着想を得て、クラシックなオフィスの上質なインテリアの質感やディテールを日常の着こなしに落とし込んだ。しっかりとハリのあるツイードを使ったテーラードジャケットは短丈でニットに切り替わり、気の抜けたニュアンスに身近さを覚える。

この記事は無料会員限定記事です。

今すぐ無料で会員登録

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード会員限定



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事