バズウィットはアダストリア子会社でECを専業にする。この数年、売り上げは順調に増え続け、22年3~5月も前年実績を維持した。ストリートや韓国ファッションなど10~20代のトレンドを押さえた、買いやすい価格帯の商品が売りだ。Z世代は今後、アダストリアが開拓を狙う市場の一つで、主力の「アプレジュール」「クティール」などがそこでのけん引役となる。成長著しい同社の強さの理由を、黒田泰則代表取締役社長の考えから探った。
20代社員の感性を生かして伸ばす
——好調に伸びている。
少数精鋭で楽しくやろうというのが5年前にアプレジュールを立ち上げた時の思いで、今でも変わりません。売上高は20億円、40億円、60億円と大きくなり、今は70億円ほど。アプレジュールと「アプレジュール・ミニョン」の売り上げが30億円を超え、大きな柱となっています。
——企業の強みは。
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