ジャパンクオリティーに価値
ベビーウエアで目立っていたのは、丁寧な国内産地の物作りを生かしたブランドだ。海外からは、ドローイングなどのアートをモチーフに遊び心ある製品が充実した。
オランダ「オイリリー」の日本の代理店となるルームセブンジャパンは、ライセンス生産による日本製の新生児・ベビーウエアを出展。個性的な色柄で支持されるキッズウエアやバッグに加え、「安全・安心のジャパンクオリティーのベビー服でより多くの親子に親しんでもらいたい」。ツーウエーのロンパース5400円。
15年秋デビューの「レアペペ」は、国産のセレモニードレスを中心とした新生児・ベビーウエア。スイーツ色の柔らかいチュールを使うなど、フォーマル過ぎない印象が新鮮だ。中心価格は8800円。50~70㌢、70~80㌢、80~90㌢の3サイズ展開。
質の高い天然素材でベビーのライフスタイルを提案するのは「レイカリーノ・ボン」。和綿をガラ紡機で紡ぎ、平織りで帽子やボディーウオーマー、キュロットなどを揃えるほか、ワッフル織りでスタイやポンチョといったファッション性の高いアイテムも充実した。クマの帽子6600円、レッグウオーマー9200円。
国産のデイリーカジュアル「ピルック」は、百貨店のバイヤー経験を持つママが手掛けている。肌触りの柔らかいジャージーをベースに、大人っぽいディテールを取り入れ、柄の配置をセンスよく見せる。80~100㌢、110~140㌢のほか、一部レディスサイズも揃う。パーカ7900円から、スカート6400円から。
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