25回目のプラグイン(繊研新聞社主催)は、出展者の約4割が初出展で、デビューから間もないブランドも揃う。トレンドを取り入ながら、機能やデザインで差別化を目指すブランドが豊富だ。(カッコ内はブース番号)
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気分を上げるデザイン
レディスウェアは、クリアなカラー、存在感のあるプリントやレースなどを通じて女性の気分を上げるブランドが登場する。
18年春夏スタートの「アデリー」(AH-47)は凛(りん)とした華のある20~30代の女性を想定し、着て心躍るエモーショナルな服を企画する。ドレッシーとデイリーの要素を合わせたデザインに、刺繍やレース、パッチワークなどで変化をつける。中心価格帯はワンピース2万5000~5万円、ブラウス2万~3万5000円。
「ルミアルモ」(AH-02)はクラシックにトレンド要素を取り入れた服。国内や欧州の厳選した素材を使い、ジャカードや刺繍、プリントなどで表情豊かに作る。縫製は国内。ヨーロッパテイストの本物志向を持つ大人の女性に向けて提案する。ワンピース4万9000~13万円、コート7万6000~16万円、スカート3万9000~4万9000円など。
「レグリ」(AH-45)は自由におしゃれを楽しむ自立した大人の女性へ、シンプルで良質のなかに細かいこだわりを込め、トレンドも程よく加えるブランド。「品質に納得した上で、価格を聞いてさらに驚く」商品を揃える。新作はきれいなカラーもポイント。トップやボトムで1万~1万5000円。ワンピース1万5000~2万円。
「プライオリティ」(AH-55)は、「さまざまな視点から時代の空気をとらえ、ファッションやカルチャー、時代のトレンドを楽しんできた女性の冒険心を美しく表現」したブランドとして、程よいリラックス感で飽きのこないスタイルを打ち出す。夏物は目を引く柄物も充実する。30代後半~40代が主対象で、トップ1万800~1万9800円。
「aa.(ダブルエードット)」(AH-44)はイラストレーターの大橋歩さんが手掛ける服で、17年からスタートした新シリーズ。幅広い年齢を対象にカジュアルで着心地の良い服を作っている。秋冬は〝重ね着〟をテーマに、重ねて着て楽しく暖かい服やカラフルなマフラーなどの小物を出す。パンツ1万6000~2万3000円など。